テス・エンジニアリング髙崎社長
×
TESSグループ若手社員対談
TESSグループに入社して間もない若手社員が、
テス・エンジニアリングの髙崎社長に
いろいろな質問を投げかけました。
TALK MEMBER
代表取締役社長 髙崎 敏宏
1995年入社。2017年にテス・エンジニアリング株式会社代表
取締役社長に就任し、TESSグループの事業活動を牽引中。
-
東日本
エンジニアリング
第二チーム重森2020年入社。学生時代に学んだ生物系知識を活かそうと環境分野を志望し、個々人の挑戦を強く促すTESSへ。
-
新電力チーム島林
2021年入社。面接で感じた「風通し」と「人」のよさが入社の決め手。TESSなら自分を出し切れると考えた。
-
東日本
エンジニアリング
第一チーム大岩2021年入社。環境問題解決を軸に就活を展開。業界と自分自身の成長を考え、TESSが最適と判断した。
-
エンジニアリング
ソリューション
第一チーム水野2021年入社。就活時、環境貢献への明確な道筋を示してくれたTESSに最も惹かれて入社を決断。
-
東日本
営業チーム坂下2021年入社。希望したのは「人の悩みを解決できる仕事」。社会の悩み解決にもつながるTESSの事業が理想に見えた。
ギモンその1会社の現状を
どう捉えていますか?
- 大岩
-
TESSグループは環境に特化した事業を行っています。私は社会的課題になっている環境問題解決に取り組みたいと考えて入社したのですが、社長が考えるTESSの1番の強みは何でしょうか。
- 髙崎社長
-
自社の事業=自分たちの仕事が確実に世の中をよくする役に立つことです。例えば、TESSのソリューションでお客さまのCO2排出量を削減すると、それは日本、さらには世界のCO2排出削減にもつながります。社会的な環境問題の多くは企業活動によって引き起こされていると考えます。TESSはその真っ只中に入り込んで、お客さまと一緒に解決策を創り出せる点が1番の強みだと思っています。
- 島林
-
最近、持続可能な開発を目指すSDGsという言葉をよく耳にするようになりました。多くの企業が積極的にその活動を広げている中、TESSグループにもたくさんのお客さまから相談が寄せられているのでしょうか?
- 髙崎社長
-
その通り、近年は環境対策に関するご要望が非常に多くTESSグループに集まっています。SDGsはもちろん、日本政府が最近2030年までの温室効果ガスの46%削減目標を打ち出したこともあり、ビジネス的に大きなうねりがやってきている印象ですね。TESSグループとしては、長年行ってきたエンジニアリング事業とエネルギーサプライ事業を更に飛躍させる新しいステージに突入したと考えています。
ギモンその2今後会社をどう導いて
いこうと考えていますか?
- 重森
-
現在TESSグループの事業展開は国内市場がメインですね。今後は事業領域をさらに広げたり、海外への展開なども考えていらっしゃるのでしょうか。
- 髙崎社長
-
国内市場におけるお客さまからの需要が日に日に高まっているので、まずはそこにしっかりと対応することに注力します。的確にお客さまのニーズに応えていくためには、既存技術だけではなく新しい技術や設備の導入は不可欠になるでしょうし、そのような意味では展開する事業は変わらずとも、仕事の範囲や深さは変化していくと思います。海外展開については、東南アジアなどは日本の技術を活かすことで、環境対策を推進できる可能性があると考えているので、時期は未定ですが、ビジネスチャンスを捉えてトライしていく予定です。
- 水野
-
今、特に力を入れようと考えている新しい環境技術について教えてください。
- 髙崎社長
-
再生可能エネルギーでいえばバイオマス発電ですね。バイオマス発電は、太陽光や風力発電と違って、安定した発電ができるメリットがあります。TESSグループでは、バーク(樹木の皮)やパーム油の搾りかすといった、本来は廃棄される予定であったバイオマス資源を燃料として有効活用するなど、TESS独自のバイオマス発電への取り組みを積極的に進めています。
- 坂下
-
2021年4月、テスホールディングスが東証一部に上場しました。上場の目的について聞かせていただけますか。
- 髙崎社長
-
目的は、TESSグループのさらなる成長発展のためです。TESSグループは、10年ほど前から発電事業を開始し、自社で発電所を保有し始めましたが、そうした事業資産を増やすには、多くの資金が必要になります。また、企業規模の拡大に伴って「人財」の確保も行わなければなりません。上場によって会社の知名度や信用力が高まることで、これらを実現していきたいと考えています。
ギモンその3若い社員に期待している
ことは何ですか?
- 重森
-
会長や社長はよく、人材は「人財」だと話してくださいます。その理由を教えてください。
- 髙崎社長
-
エンジニアリング会社として最も大切なのは「人の力」だと私は考えています。TESSグループは、ベンダーフリーの立場で多種多様な設備を用いて企画から提案、工事、メンテナンスまでを一気通貫で行い、お客さまのエネルギー問題解決に貢献しています。このようなビジネスをまとめ上げるのは、TESSグループの「人の力」にほかならないわけです。そのため、TESSグループにとっては、人が一番の財産であると考えています。
- 島林
-
私は新電力に関わるチームに配属されたのですが、まだ配属されて間もなく、今はとにかく仕事を覚えることに必死です…。会社に貢献したくても時間がかかりそうで不安なのですが、社長は私たちのような若い社員をどのように見ていらっしゃるのでしょうか。
- 髙崎社長
-
入社して間もない皆さんは何色にも染まっていないことが武器です。だからこそベテラン社員が聞き流してしまう情報に反応したり、新しい物事に挑んでいけると思っています。時間がかかっても皆さんがチャレンジする気持ちを持ち続けていただければ、自然に会社への貢献につながると思いますよ。既存の考え方や活動に固執していると会社は発展できませんから、皆さんをはじめ若い社員たちには常に会社に新風を吹き込み、進化させてくれることを大いに期待しています。