IR情報

Investor Relations

株主・投資家の皆さまへ

平素よりご支援をいただいております株主・投資家の皆さま、お客さま、ビジネスパートナーの皆さま、地域社会の皆さま、グループの全役職員・ご家族の皆さま等、あらゆるステークホルダーの皆さまに改めて深く御礼申し上げます。

TESSグループは、1979年5月に創業以来、一貫して、工場や事業所をターゲットとした省エネ対策、環境対策、コストダウンに関するエネルギーソリューションを提供してまいりました。

私たちは、「顧客重視・顧客満足」の企業理念のもと、お客さまのエネルギー脱炭素化のニーズを真正面から捉え、解決することを重視しており、「再生可能エネルギーの主力電源化」「省エネルギーの徹底」及び「エネルギーのスマート化」の3つを事業領域に、社名の由来である「Total Energy Saving & Solution」の実現に向け、グループ全体で事業を進めております。

2022年8月には、TESSグループの目指す方向性をまとめた「TESSグループ 中期経営方針」を公表いたしました。「脱炭素のリーディングカンパニー」として、ビジネス領域を強化していくことに加え、攻めの人材育成や多様性が活きる文化と職場環境の構築にも注力していくことで、持続的な成長を目指してまいります。

また、ESGとコンプライアンスの更なる強化に向けては、2022年7月に新設した「ESG推進委員会」を中心に、TESSグループ全体でのESGの推進、積極的な情報開示、ステークホルダー・ダイアログの実施及び国際的なプログラムへの参加等、取り組みを進めております。

TESSグループでは、今後もこれらの企業活動を通して、中長期的な企業価値の向上を目指すことに加え、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

皆さまにおかれましては、今後ともより一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

テスホールディングス株式会社
代表取締役社長 山本 一樹

当社グループは第一次、第二次オイルショックの時代背景のもと、省エネルギー系設備のエンジニアリング企業として1979年に創業致しました。「省エネルギー事業で世の中の役に立ちたい」という創業のポリシーを引き継ぎ、以下の企業理念等を掲げております。

企業理念

顧客重視・顧客満足顧客重視・顧客満足
すべてのお客さま・ビジネスパートナー・株主・投資家・地域社会・グループの全役職員やその家族など、あらゆるステークホルダーを顧客とします。
トップマネジメントが主導して、顧客に正面から向きあい、甘えず、着実に、誠実な経営をお約束します。
ESG※1とコンプライアンスを経営の根幹に置くことで、SDGs※2の実現に貢献し、持続可能な成長による企業価値向上を目指します。

経営理念

Total Energy Saving & SolutionTotal Energy Saving & Solution
複雑化する顧客のエネルギーに対する課題やニーズに対して、画一的な製品サービスでは、企業理念である「顧客重視・顧客満足」を達成することはできません。
社名の由来であるTotal Energy Saving & Solutionの実現に向け、総合的なエネルギーソリューション※3の提供をグループ全体で推進致します。

経営ビジョン

+E Performer+E Performer
当社グループのあるべき姿を定めたものが経営ビジョンの「+E Performer(プラスイー パフォーマー)」です。
「+E」には当社グループの事業活動に関わる「Energy、Economy、Environment、Engineering、Ecology、Engagement…」等について「一歩先を行く、他には無いものを新しく提供する」という意味を込めております。
また、「Performer」には「実行者」という意味があり、顧客のニーズに正面から向き合い、成果を出していく企業姿勢を表しております。
当社グループの強みを最大限に発揮することで、次世代に向けてエネルギーを育み、守り、つなぐ「+E Performer」を目指して参ります。

パーパス(存在意義)

Total Energy Saving & Solutionの実現により世界的なエネルギー脱炭素化に貢献するTotal Energy Saving & Solutionの実現により世界的なエネルギー脱炭素化に貢献する
当社グループでは、ESGとコンプライアンスを経営の根幹に位置付け、社会的なニーズが強く、より成長が見込まれる「再生可能エネルギーの主力電源化」「省エネルギーの徹底」及び「エネルギーのスマート化」の3つの事業領域に注力することで、世界的なエネルギー脱炭素化に貢献し、SDGsの実現を目指して参ります。
経営の根幹 事業領域 SDGsの実現
  • ※1ESG Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)の3つの頭文字からなる企業活動の社会持続性に関する指標を言います。
  • ※2SDGs 2015年9月に国連で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で発展途上国のみならず先進国自身が取り組むべき事項として掲げられた国際社会共通の目標であり、エネルギー、経済成長と雇用、気候変動等に対する取り組みをはじめとして計17の目標にて構成されております。
  • ※3エネルギーソリューション 当社グループが事業活動を通して顧客に提供するエネルギーに関するサービス全般を指します。

中期経営方針

① 再生可能エネルギーの主力電源化、省エネルギーの徹底、エネルギーのスマート化の3つの事業領域に注力する

Total Energy Saving & Solutionの経営理念に基づきエネルギー業界に特化したビジネスを展開しておりますが、社会的なニーズが強く、より成長が見込まれる「再生可能エネルギーの主力電源化」「省エネルギーの徹底」及び「エネルギーのスマート化」の3つの事業領域に注力することで、世界的なエネルギー脱炭素化の取り組みに貢献して参ります。

② 総合的なエネルギーソリューションの提供により顧客との長期取引関係の構築と収益機会の多様化を目指す

顧客の抱える環境対策、省エネ対策、エネルギーコスト対策等の複雑化するエネルギー課題に対して、総合的なエネルギーソリューションを提供致します。エンジニアリング事業とエネルギーサプライ事業の両面からソリューションの提供範囲を拡大させ、顧客との長期取引関係を構築すると同時に収益機会の多様化を進めて参ります。

③ ストックビジネスを充実させることで安定した経営基盤を構築する

ストックビジネスであるエネルギーサプライ事業を継続的に成長させることで、景気の影響を受けにくい、安定した経営基盤を構築して参ります。具体的には、連結売上高に占めるエネルギーサプライ事業の比率を主に再生可能エネルギー発電所の所有・運営・売電を拡大させることによって高め、長期的にエネルギーサプライ事業が安定的に過半を占める状況を目指して参ります。

2030年に目指す姿と2030年のセグメント構成比イメージ

2030年に目指す姿

省エネ、再エネを含むエネルギーの総合ソリューション(Total Energy Saving & Solution)を提供する「脱炭素のリーディングカンパニー」として、社会課題の解決に貢献する。

2030年に目指す姿

2030年のセグメント構成比イメージ

収益安定性向上と収益機会拡大の両観点からストック型のソリューションを拡大し、エネルギーサプライ事業の売上高比率(平均的水準)を70%程度まで高める。

売上高構成比