事業内容

Business Details

TESSグループは、「再生可能エネルギーの主力電源化」「省エネルギーの徹底」及び「エネルギーのスマート化」の3つの事業領域に注力し、「エンジニアリング事業」と「エネルギーサプライ事業」の2つの事業を展開しています。

【エンジニアリング事業】

エンジニアリング事業は、エネルギープラントやユーティリティ設備(※1)のEPC(※2)を行っており、省エネルギー領域と再生可能エネルギー領域の2つを主たる事業領域としております。
なお、当社グループにおいては、テス・エンジニアリング株式会社がコージェネレーションシステム(※3)、太陽光発電システム及びユーティリティ設備等のEPCを、共立エンジニアリング株式会社がユーティリティ設備のEPCを行っております。

省エネルギー系設備

  • コージェネレーションシステム
  • LNGサテライトシステム
  • ユーティリティの省エネルギーシステム

再生可能エネルギー系設備

  • 太陽光発電システム
  • バイオマス発電システム
  • (※1)ユーティリティ設備:工場の生産設備の稼働に必要な電気、蒸気、水、圧縮空気、燃料等を供給する設備のことを言います。
  • (※2)Engineering(設計)、Procurement(調達)、Construction(施工)の略であります。
  • (※3)コージェネレーションシステム(CGS:Co-Generation System):分散型エネルギーリソースの一つで、発電と同時に発生する熱を冷暖房や生産プロセスに利用する熱電併給システムのことを言います。CHP:Combined Heat & Powerと呼称される場合もあります。

【エネルギーサプライ事業】

エネルギーサプライ事業は、オペレーション&メンテナンス(O&M)、再生可能エネルギー発電所の所有・運営・売電、電気の小売供給及びその他の各種サービスを提供するランニング収益(ストック)型のビジネスであります。
当社グループにおいては、テス・エンジニアリング株式会社がO&M、再生可能エネルギー発電所の所有・運営・売電及び電気の小売供給を、テス・アセットマネジメント合同会社がアセットマネジメント業務、プライムソーラー合同会社をはじめとするSPC(特定目的会社)及び匿名組合が再生可能エネルギー発電所の所有・運営・売電を行っております。

  • オペレーション&メンテナンス(O&M)
  • 再生可能エネルギー発電所の所有・運営・売買
  • 電気の小売供給

その他の各種サービス

  • ●エネルギーマネジメントシステム
  • ●24時間遠隔監視サービス
  • ●ERAB(※1)サービス
  • ●燃料供給サービス(LNG、バイオマス燃料等)
  • (※1)ERAB(Energy Resource Aggregation Businesses):仮想発電所(VPP)技術やデマンドレスポンス(DR)技術を用いて、一般送配電事業者、小売電気事業者、需要家、再生可能エネルギー発電事業者といった取引先に対し、調整力、インバランス回避、電力料金削減、出力抑制回避等の各種サービスを提供することを言います。

現在運転中の
再生可能エネルギー発電所

図図

  • 茨城牛久メガソーラー発電所
    (発電容量29.4MW)
  • 千葉香取メガソーラー発電所
    (発電容量14.4MW)
  • 千葉市原ソーラー発電所
    (発電容量7.2MW)
  • 静岡菊川ソーラー第一発電所
    (発電容量9.5MW)
  • 三重エネウッド松阪 木質バイオマス発電所
    (発電容量5.8MW)
  • 高知室戸メガソーラー発電所
    (発電容量30.2MW)
  • 井村屋株式会社 本社工場
    (オンサイトPPA・発電容量0.6MW)
  • THKリズム株式会社 浜松工場
    (オンサイトPPA・発電容量1.8MW)
  • アリアケジャパン株式会社 九州工場
    (オンサイトPPA・発電容量2.6MW)
  • DMG森精機株式会社 伊賀事業所
    (オンサイトPPA・発電容量5.4MW(第1期分))
  • 錦町2MW木質バイオマス発電所
    (発電容量2.0MW)
  • (※1)太陽光発電所の発電容量はモジュールベース(太陽電池モジュール最大出力の和)の設備容量表記であります。
  • (※2)バイオマス発電所、風力発電所の発電容量は発電端出力ベースの設備容量表記であります。
  • (※3)設備容量合計(運転中)は、当社連結子会社及びグループ出資先(持分法適用関連会社及び匿 名組合出資を行う合同会社を営業者とする匿名組合)が所有する再生可能エネルギー発電所の設備容量合計であります。

【固定価格買取制度(FIT制度)に対する取り組み】

TESSグループは、太陽光発電を中心として、FIT制度を活用した再生可能エネルギー発電所の所有・運営・売電に取り組んでおります。
発電所開発にあたっては、各種法令順守の徹底に加え、住民説明会の実施や地域との交流等を通じて、地域の皆さまとの対話を進めながら良好な関係の構築に努めております。
運転開始後は、発電所の適切な管理のため、グループ内で発電状況の監視やメンテナンスを実施し、長期安定的な再生可能エネルギー電気の創出に貢献してまいりました。

TESSグループでは、FIT制度の調達期間終了後も発電事業を継続し、再生可能エネルギー電源として活用していけるよう、運転継続に向けた必要な検討を行っております。

  • 太陽光発電設備の廃棄等費用積立制度に基づく「長期安定的な発電事業の実施に向けた事業計画」はこちらをご参照ください。
  • 改正再エネ特措法15条の11に基づく「廃棄等費用積立計画」はこちらをご参照ください。
  • 太陽光発電設備の廃棄等費用の財務諸表への計上額は、有価証券報告書の資産除去債務明細表にて開示予定です。